伊勢原市|高齢者施設への引っ越し前の生前整理——“捨てられない母”とケンカせずに進める段階的ステップ。片づけコーナンは“最初のゴミ捨て=スペース確保”から伴走

伊勢原市|“捨てられない母”とケンカせずに進める生前整理—最初はゴミ捨てだけでOK

客観ゴミ→動線→衛生→思い出の順で段階化。片づけコーナンは“最初のスペース確保”から伴走し、説得より仕組みで前進。

  • ✔ 迷う物は保留箱へ——今は決めない
  • ✔ 写真台帳と赤ファイルで誤廃棄ゼロ
  • ✔ 初回の短時間セッション

高齢者施設への引っ越し前は、物と気持ちを同時に動かす必要があり、家族間の衝突が起きやすい局面です。だからこそ最初のゴールは家を空にすることではなく、通路・水回り・寝室の“幅”を取り戻して安全と作業面を作ること。迷う物には触れず、客観ゴミだけを捨ててスペースを確保するのが最短ルートです。片づけコーナンは“説得”ではなく“仕組み”で前進を支援。写真台帳・保留箱・赤ファイルの三点セットを導入し、ケンカせずに段階的に進めます。

なぜケンカになる?——“捨てられない”の正体と対処の原則

捨てられないのは、性格が弱いからではありません。高齢の親にとって物は記憶の索引であり、否定や命令は“自分史の否定”として受け取られます。そこで対処の原則は、①責めない(価値判断を口にしない)、②急がない(45分単位で終える)、③決めない(迷う物は保留箱へ)、④可視化する(写真台帳で“何をどうしたか”を見える化)、⑤一元管理(通帳・印鑑・権利証・鍵・写真は室内の赤ファイル&鍵箱へ固定)です。これらのルールを最初に共有すると「全部捨てられるのでは?」という不安が下がり、協力が得やすくなります。特に伊勢原市ではご近所付き合いを大切にされる方も多く、近隣配慮(作業時間帯・車両停車位置・騒音対策)まで約束しておくと、外圧に敏感な親御さんの不安も軽減できます。片づけは説得勝負ではなく段取り勝負。原則があれば、感情の高ぶりより“手順”が主導します。

初回は“ゴミ捨てだけ”でスペース確保:客観ゴミの判定と動線の回復

通路1m寝室足元50cm水回り可動客観ゴミ限定
  • 対象物:生ゴミ・腐敗物、期限切れ消耗品、空容器、破損品、重複チラシ、壊れた小型家電、湿った段ボール、使用不能衣類など。
  • 線引き:思い出品・贈答品・高価だった物・判断が割れる物は一切触れない。すべて保留箱へ。
  • 進め方:袋や箱に通し番号→“発見前/袋詰め/仮置き”を写真台帳で撮影→動線を測って終了。

ゴールは“歩ける幅を作ること”。玄関・主要通路は幅1m、寝室の足元は50cm、水回りは使える状態を終了基準にします。これだけで台車が入り、換気ができ、次工程の負担が劇的に下がります。袋は過積載にせず小分け、臭気は二重袋で封じ、口を結ぶ前に必ず写真を一枚。“今は決めない自由”を守りながらスペースだけを確保すると、ケンカせずに初日を成功で終えられます。

高齢者施設への入居を見据えた段階的ステップ(90日モデル)

  1. Day1–7|準備:家族チャットで「今日はゴミ捨てだけ」「思い出品には触れない」を宣言。赤ファイル&鍵箱を設置し、保留箱(2個)を用意。写真台帳のテンプレを共有。
  2. Day8–21|一次整理=スペース確保:客観ゴミのみで通路1m/寝室50cm/水回り可動を達成。袋・箱に通し番号を振り、台帳に登録。危険物は別袋で隔離して最後に搬出。
  3. Day22–45|二次整理=貴重品の一元化:通帳・印鑑・権利証・保証書・写真・医療情報を赤ファイルへ集約。鍵は鍵箱で本数と所在を固定。持ち出しログを開始。
  4. Day46–70|三次整理=持ち物の“施設基準化”:衣類は四季の〈上中下着+羽織〉の標準量に圧縮。生活家電は施設側の可否に合わせ、迷う物は保留箱。大型家具は測って搬出順を決める。
  5. Day71–90|仕上げ=引越し準備と残置ゼロ:7割空室化で軽清掃→最終清掃。写真台帳をクローズし、鍵個数の照合・残置ゼロを確認。必要に応じて売却や賃貸の次工程へ橋渡し。

“面”ではなくの基準を最後まで維持するとリバウンドしません。段階ごとに完了条件を言語化し、家族全員が同じ物差しで進めることが成功の鍵です。

ケンカしない会話設計:宣言文・Iメッセージ・保留箱・写真台帳

宣言文の例:「今日は歩ける幅を作るために“ゴミ捨てだけ”をします。思い出の物は触りません。迷った物は保留箱に入れて、次回一緒に決めましょう。」
Iメッセージ:「これがあると私は転びそうで心配です。幅ができると、私もお母さんも安全でいられます。」
保留箱ルール:箱は2つまで・重ねない・フタに期限と決裁者を記入。満杯になったら古い方から審議。
写真台帳:袋や箱に通し番号→〈場所・品名・日付・担当〉を撮影→家族チャットで共有。非対面でも透明性を担保。

言い回しを変えるだけで防げる衝突は多いもの。指摘や説教ではなく、目的と手順を先に合意し、迷いは制度(保留箱)に逃がす。これが“ケンカしない片づけ”のコアです。

安全・衛生・近隣配慮:転倒防止・臭気対策・搬出養生

生前整理は安全設計が最優先です。床の段差やコードは養生テープで仮固定し、手袋・マスク・長袖・必要に応じてゴーグルを着用。スプレー缶・電池・薬品・灯油・刃物は混載せず別袋で隔離し、最後に搬出します。臭気源(濡れ段ボール・腐敗物)は袋二重+拭取り→乾燥を徹底。搬出導線(玄関・階段・角・手すり・ドア枠)は養生して建物保護を最優先に。伊勢原市内では作業時間帯・車両停車位置・共用部の静粛を約束し、一言挨拶で誤解を防ぐとスムーズです。安全・衛生・近隣配慮の三点を守ることで、事故ゼロ・クレームゼロの進行が可能になります。

貴重品・重要書類の一元管理:赤ファイル&鍵箱と持ち出しログ

通帳・印鑑・権利証・保証書・年金関係・医療情報・写真・位牌などは、室内の赤ファイル&鍵箱で一元管理します。倉庫や車への一時退避は原則禁止。搬出や確認のたびに「誰が・何を・どこへ・いつ」を持ち出しログへ記録し、写真台帳の通し番号と紐づければ、所在の迷子を防げます。引っ越し当日は赤ファイルを最優先で携行し、施設側の手続きや緊急時の連絡に備えます。大切なのは“たくさん捨てる”ことではなく、大事な物を絶対に失わない仕組みを先に作ることです。

「片づけコーナン」が選ばれる理由

片づけコーナンは、説得や根性論に頼らない“仕組みの片づけ”を提供します。初回は“ゴミ捨て=スペース確保だけ”に限定し、玄関・通路・寝室・水回りの幅を回復。扱うのは客観ゴミに絞り、思い出品は保留箱へ逃がすことで心理的抵抗を最小化します。全袋・全箱に通し番号を振り、写真台帳で〈品名/場所/日付/担当〉を可視化。遠方のご家族には開始・中間・終了の三報告で透明性を担保します。貴重品・重要書類は赤ファイル、鍵は鍵箱で室内一元管理し、持ち出しログで所在を追跡。搬出は建物養生・声掛け・二人一組・近隣配慮を標準化し、危険物は混載せず最後に搬出する安全設計。短時間×複数回(15分×3本=45分)のセッションで成功体験を積み重ね、自己効力感を回復させながら施設入居までを橋渡しします。目的は“大量に捨てること”ではなく、誤廃棄ゼロ・揉め事ゼロ・事故ゼロで“納得して前に進める状態”を作ること。そのための段取りと伴走力が選ばれる理由です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 母が何も捨てたくないと言います。どう始めれば?
A. “捨てるか捨てないか”の議論をやめ、今日は「ゴミ捨て=スペース確保だけ」と目的を変えます。対象は生ゴミ・期限切れ・破損・空容器などの客観ゴミに限定し、思い出品は保留箱へ。終了基準(通路1m・寝室50cm・水回り可動)を先に合意すると、反発が起きにくくなります。
Q2. 遠方で立ち会えません。任せて大丈夫?
A. 写真台帳・通し番号・持ち出しログの“三点可視化”で非対面運用が可能です。開始・中間・終了の三報告を受け取れば、現場に行けなくても進捗と判断の根拠が共有されます。
Q3. 施設へ持って行く量の目安は?
A. 衣類は四季の基本セット+羽織、洗面用具は日常使い1セット、思い出品は小型で日常的に目に触れるものだけに圧縮。大型家具は多くの場合不要です。迷う物は保留箱で後日15分の審議時間を設定します。
Q4. ケンカになりそうな時の“切り返し”は?
A. Iメッセージで目的を共有し、「私が転びそうで心配」「今日は歩ける幅だけ作る」のように“相手を責めない言葉”を使います。判断に迷う物は保留箱へ逃がし、その場で結論を出さないのがコツです。
Q5. 危険物や臭気の強い場所が不安です。
A. スプレー缶・電池・薬品・灯油・刃物は別袋で隔離し、最後に搬出。臭気源は袋二重+拭取り→乾燥。個人防護具の着用と搬出養生、二人一組での作業を徹底します。

不安を解消するコンテンツ

すぐ使えるテンプレ群
・合意テンプレ(対象=客観ゴミのみ/終了基準=1m・50cm・水回り)
・写真台帳フォーマット(品名/場所/日付/通し番号/担当)
・保留箱ルール(箱2つ・期限・決裁者・審議手順)
・安全チェック表(養生部位・個人防護具・危険物の隔離・換気)
・鍵・書類の固定位置メモ(赤ファイル&鍵箱)

不安の正体は“見えないこと”。だからこそ、最初に可視化の仕組みを入れます。写真台帳で現状を固定し、対象と時間を合意テンプレで宣言。迷う物は保留箱で“今は決めない自由”を担保し、議論は短時間に区切る。通路と寝室の“幅”を物差しにすると、家族の基準が揃い、感情の衝突が減ります。小さな成功体験を重ねた先に、自然と“思い出品の検討”へ移れます。

比較表|“スペース確保先行”と他の進め方

方式概要向いている状況注意点
スペース確保先行(推奨)客観ゴミだけで通路・寝室・水回りの幅を回復抵抗が強い/ケンカを避けたい/非対面運用保留箱と写真台帳の運用が前提
思い出品から開始写真・手紙・記念品を先に選ぶ本人の意欲が高く時間が取れる判断疲れ・衝突・停滞のリスクが高い
一気片づけ短期集中で全体を処理期限が迫る/人手が豊富誤廃棄・事故・近隣トラブルのリスク。記録必須

伊勢原市で“捨てられない母”とケンカせずに生前整理。
片づけコーナンは、客観ゴミからの“スペース確保”→保留箱・写真台帳・赤ファイルの仕組みづくりまで、段取りで前進を支援します。

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代表からのご挨拶

この度は、数ある会社の中から私たち、港南サービス(片づけコーナン)にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

先日、趣味のロードバイクで久しぶりに宮ヶ瀬湖まで走ってきました。今でこそ休憩無しで辿り着けるようになりましたが、初めて宮ヶ瀬を目指した時は、登り坂で何度も息が切れ、道端で肩を落として休んでいました。そんな私に、颯爽と坂を上っていく大勢のライダーの方々が「大丈夫ですか~?」と声を掛けてくださるのです。

その時の、人の優しさに対するありがたい気持ちと、自分の不甲斐なさに対する情けない気持ち…。今でも鮮明に覚えています。ようやく前に進めるようになったかと思えば、今度は下り坂で、あっという間に大勢の方に追い抜かれていく。まだまだ修行が足りないなと、苦笑いするばかりです。

私は、この体験が、私たちの遺品整理という仕事に深く通じるものがあると感じています。ご遺族は、故人様を亡くされた悲しみの中、「退去日が」「周りの目は」「早く片付けないと」と、様々な声に急かされ、まるで息を切らして坂道を登っているようなお気持ちになることがあります。

そんな時に必要なのは、「頑張れ」という声援ではなく、「大丈夫ですよ」という共感と、「あなたのペースでいいんですよ」という寄り添いではないでしょうか。疲れたら、休めばいい。周りを気にせず、ご自身の心のペースで一歩ずつ進むことが何よりも大切です。

私たちは、ご遺族の心の整理のペースに、最後まで伴走するパートナーでありたいと強く願うようになりました。

記憶をたどってみると、初めて遺品整理を手がけた時のことを思い出します。故人様の本棚の専門書、クローゼットの服、引き出しの奥の写真など、様々な「生きた証」を手にするうち、その方の人柄や無念さまでもが伝わってくる感覚に衝撃を受けました。この膨大な想いの詰まった品々を、ご遺族だけで整理するご負担は計り知れないと痛感しました。

私たちの仕事は、単にモノを片付けることではありません。故人様が生きてきた証と、ご遺族の心を敬意をもって繋ぎ、皆様が少しでも穏やかに、そして前向きに次の一歩を踏み出すための「心の整理」を誠心誠意お手伝いすること。それこそが、私たちの使命であり、誇りです。

会社概要

会社名株式会社港南サービス(片づけコーナン)
代表者代表取締役 四日市 宏
所在地〒 243-0804 神奈川県厚木市関口34-15
TEL0800-500-1689 ※営業・勧誘等のお電話はご遠慮ください
取引銀行きらぼし銀行相模台支店
設立年月日平成23年7月7日
業務内容清掃・特殊清掃・遺品整理・エアコンの回収・エアコン取外し作業
保有資格古物商許可 神奈川県公安委員会 第452790006889号
(社)遺品整理士認定協会 協会認定遺品整理士
(社)事件現場特殊センター    特殊清掃士
所属団体中小企業家同友会、新武士道経営塾、かわさきヒルズ交流会

無料相談受付中

片づけコーナン

〒243-0804 


神奈川県厚木市関口34-15

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