伊勢原市|実家の家じまい—“捨てられないから物が溜まる”実家を段階的に片づける。まずは“スペース確保だけ”を業者に依頼する方法を網羅

伊勢原市|“捨てられない実家”の家じまいは、まず“スペース確保だけ”

命令や一斉処分ではなく、客観ゴミ→動線→衛生→思い出の順で段階化。初回は通路・水回り・寝室の“幅”を取り戻すだけでOK。

  • ✔ 迷う物はすべて“保留箱”へ。今は決めない
  • ✔ 誤廃棄ゼロ設計
  • ✔ 15分×3本=45分の短時間セッションで継続

“捨てられないから物が溜まる”実家の家じまいで失敗が起きるのは、気合不足ではなく決断の負荷が高すぎるからです。だからこそ最初のゴールは家を空にすることではなく、通路・水回り・寝室の“幅”を取り戻して安全と作業面を作ること。迷う物は専用の保留箱へ逃がし、写真台帳と赤ファイルで“誤廃棄ゼロ”の仕組みを先に入れます。伊勢原市内の戸建て・集合住宅でも再現性の高い小ステップで、段階的に家じまいを進めましょう。

家じまいの考え方:意志ではなく“順序と仕組み”で動かす

強い説得や大量処分は短期的な成果に見えて、後悔や関係悪化を招きやすいのが実情です。家じまいは「客観ゴミ→動線→衛生→思い出」の順で難易度を上げる設計が安全で、合意形成にも向いています。初回は“スペース確保だけ”と宣言し、終わりのイメージを「玄関・通路の幅1m」「寝室の足元50cm」「水回りが使える」に限定します。これにより“全部処分するのか?”という恐怖が和らぎ、協力が得やすくなります。さらに通帳・印鑑・権利証・鍵・写真・位牌などは室内の固定位置に「赤ファイル&鍵箱」で一元化。倉庫や車に持ち出さない“逆流防止”を最初に合意することで、貴重品の散逸を防ぎます。作業時間は一度に長く取らず、15分×3本=45分の短時間セッションで疲れる前に終了。終了5分は“片づけの片づけ”(袋の口を閉じて仮置きへ移動)に充て、次回着手を軽くします。

“スペース確保だけ”の範囲と線引き(伊勢原市版)

玄関・通路1m水回り可動寝室足元50cm客観ゴミ限定
  • 対象範囲:玄関・主要通路・キッチン/洗面/トイレ周辺・寝室の足元。
  • 扱う物:生ゴミ、期限切れ消耗品、空容器、破損品、重複チラシ、壊れた小家電、害虫誘発物、使用不能衣類など“客観ゴミ”。
  • 扱わない物:思い出品・贈答品・高価だった物・判断が割れる物はすべて保留箱へ。
  • 作業結果の定義:通路1m/寝室50cmの動線回復、水回りが使える、袋や箱は通し番号で写真台帳と紐づいている。

線引きを明示しておくと“やり過ぎ”を防げます。伊勢原市内の集合住宅ではエレベーター養生や搬出時間帯の配慮、戸建てでは車両停車位置と近隣挨拶を事前に調整するとスムーズです。

業者に依頼する手順:事前準備→当日運用→終了確認

① 事前準備(家族側)

家族チャットで目的を共有し、「今日はスペース確保だけ」「客観ゴミだけ」「思い出品には触れない」を宣言します。赤ファイルと鍵箱を室内の定位置に設置し、保留箱を2個用意。搬出導線(玄関・階段・角・手すり)の養生ポイントを写真で把握し、近隣へ一言挨拶をしておきます。

② 連絡時に伝える要点

対象エリア(玄関・通路・水回り・寝室足元)と“客観ゴミ限定”であること、袋や箱に通し番号を振って写真台帳に記録してほしいこと、危険物は別袋で隔離し最後に搬出する方針、作業時間は45〜90分単位で区切ることを伝えます。

③ 当日の流れ

到着→ゾーニングとゴールの再確認→危険物の先出し隔離→客観ゴミのみ袋詰め→袋ごとに通し番号・撮影→仮置き→水回り軽清掃→動線計測→終了報告という順に進めます。最後に“残置リスト”と“保留箱リスト”を写真台帳に追記し、家族へ共有します。

④ 終了確認

通路1m・寝室50cm・水回り可動の三基準を満たしたら終了。保留箱は2個以内、期限と決裁者ラベルを確認。鍵・貴重品は赤ファイル/鍵箱に戻したかをダブルチェックします。

客観ゴミの判定基準と優先リスト

“今決めない自由”を守りつつも、確実に体積を減らすカテゴリだけを扱います。迷う物が混じったら議論せず保留箱へ逃がし、処理を止めないのがコツです。

カテゴリ具体例捨て判断注意点
生ゴミ・腐敗物カビた食品・液漏れ容器即捨て袋二重・拭取り→乾燥。臭気は最後に残さない
期限切れ消耗品食品・薬・化粧品・日焼け止め即捨て中身混合はNG。漏れは拭取り後処分
空容器・梱包材空き缶・ペットボトル・空き箱即捨て内容物残り確認。ベタつきは拭取り
破損・欠損品割れ食器・欠け鍋・片方靴下即捨て破片は保護して二重袋
紙束重複チラシ・古新聞束即捨て重要書類混入を先頭1枚だけ確認
壊れた小家電断線コード・動かない機器即捨て候補電池は抜いて別袋。コードは結束
害虫誘発物濡れ段ボール・湿った紙袋即捨て袋二重+乾燥。再発源を断つ
使用不能衣類強い変色・カビ臭衣類即捨て候補ポケット触診で貴重品混入を防止

合意形成のコア

  • 保留箱:迷う物の避難所。箱は2つまで・重ねない。フタに期限と決裁者を明記。満杯になったら古い方から審議。
  • 写真台帳:袋や箱に通し番号→“場所・品名・日付・担当”を撮影→家族チャット共有。非対面でも透明性を保てます。
  • 赤ファイル&鍵箱:通帳・印鑑・権利証・鍵・保証書・位牌・写真は室内で一元管理。倉庫や車へ持ち出さない逆流防止を徹底。

“今は決めない自由”が担保されると、抵抗は大幅に下がります。可視化と一元管理はトラブル防止の最短ルートです。

安全・衛生・近隣配慮のチェックポイント

安全と配慮は、片づけと同じくらい重要です。床の段差やコードは養生テープで仮固定し、手袋・マスク・長袖・必要に応じてゴーグルを着用。危険物(スプレー缶・電池・薬品・灯油・刃物)は混載せず別袋で隔離し、最後に搬出します。臭気源は袋二重と拭取り→乾燥で再発を抑制。伊勢原市内では作業時間帯、車両停車位置、共用部の養生を事前に調整し、近隣へ一言挨拶を。通路・階段・角・手すりの養生は建物保護の基本です。

90日モデル:スペース確保→一次整理→二次整理→引渡し準備

  1. Day1–7|準備:赤ファイル&鍵箱の設置、保留箱2個の準備、家族チャット開設、作業ゴール(1m/50cm/水回り)を宣言。
  2. Day8–21|スペース確保:客観ゴミ限定で玄関・通路・水回り・寝室足元を回復。袋は通し番号→写真台帳へ。
  3. Day22–45|一次整理:書類・貴重品の一元化、危険物の隔離。仮置きの集約と動線の維持。
  4. Day46–70|二次整理:保留箱の審議を開始。思い出品はデジタル化を提案し、短時間で結論出し。
  5. Day71–90|仕上げと次工程準備:7割空室化で軽清掃→最終清掃。残置ゼロ確認・鍵個数照合・写真台帳のクローズを実施。

“面ではなく幅”の基準を最後まで維持すると、途中でリバウンドしません。

よくある質問(FAQ)

Q1. 最初から全部片づけてほしいのですが?
A. 一気片づけは判断疲れ・誤廃棄・摩擦のリスクが高く、リバウンドしやすい進め方です。まずは“スペース確保だけ”に限定し、客観ゴミで動線と水回りを回復。合意と記録の仕組みが整った後に次工程へ進めると、後悔や対立を最小化できます。
Q2. 遠方で立ち会えません。非対面でも進められますか?
A. 可能です。袋・箱に通し番号→写真台帳で共有→開始・中間・終了の3報告で透明性を担保します。保留箱の審議はオンライン会議で短時間に行い、期限と決裁者を明示します。
Q3. 思い出の品で必ず揉めます。どうすれば?
A. 序盤は触れません。思い出品は保留箱に集約し、デジタル化(撮影・スキャン)案を添えて後日審議。判定時間は短く区切り、感情負荷を下げます。
Q4. 危険物や臭気が心配です。
A. スプレー缶・電池・薬品・灯油・刃物は混載せず別袋で隔離して最後に搬出。臭気源は袋二重と拭取り→乾燥を徹底。養生と個人防護具の着用を前提に、二人一組で安全第一で進めます。
Q5. 片づけ後の活用(売却・賃貸)まで見据えたい。
A. 7割空室化時に軽清掃→最終清掃を挟み、鍵個数・残置ゼロ・設備動作の記録を写真台帳に追記。これにより売却・賃貸・保有いずれの選択にもスムーズに移行できます。

不安を解消するコンテンツ

すぐ使えるテンプレ群
・家族合意テンプレ(対象=客観ゴミ/ゴール=幅1m・50cm・水回り/時間=45分)
・写真台帳フォーマット(品名/場所/日付/通し番号/担当)
・保留箱ルール(箱2つ・期限・決裁者・審議手順)
・安全チェック表(養生/防護具/危険物隔離/臭気対策)
・鍵管理表(用途・個数・所在)

不安の多くは“見えないこと”から生まれます。だからこそ最初に可視化の仕組みを入れます。写真台帳で現状を固定し、対象と時間を合意テンプレで宣言。“今は決めない自由”を保留箱で担保すれば、抵抗が和らぎます。通路・寝室の“幅”を共通の物差しにして進めると、家族内の判断基準が揃い、議論が減ります。小さな成功体験が積み上がると自己効力感が戻り、次の工程(一次整理→二次整理)へ自然に移行できます。非対面運用でも、開始・中間・終了の3報告と通し番号運用があれば、透明性とスピードを両立できます。

比較表|スペース確保委託/一気片づけ委託/セルフ運用

目的と期限、家族体制に合わせて方式を選びましょう。最も再現性が高いのは“スペース確保→段階化”の流れです。

方式概要向いているケース注意点
スペース確保を業者に委託(推奨)客観ゴミ限定で動線と水回りを回復。保留と記録を前提に段階化抵抗が強い/非対面運用/近隣配慮が必要線引き(扱う物・扱わない物)と終了基準を事前合意
一気片づけを委託短期決着。ただし判断負荷と誤廃棄リスクが高い期限が極端に迫る/人手が豊富合意と記録が不十分だと後悔・摩擦が生じやすい
セルフ運用家族のみで進める。費用を抑えやすい時間に余裕がある/少量・軽度基準・記録・保留の仕組みがないと停滞・衝突の恐れ

伊勢原市の“捨てられない実家”は、まず“スペース確保だけ”。
客観ゴミの選別、保留箱・写真台帳・赤ファイルの導入、養生と近隣配慮まで“揉めない仕組み”で伴走します。非対面も柔軟対応。

お問い合わせはこちら
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代表からのご挨拶

この度は、数ある会社の中から私たち、港南サービス(片づけコーナン)にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

先日、趣味のロードバイクで久しぶりに宮ヶ瀬湖まで走ってきました。今でこそ休憩無しで辿り着けるようになりましたが、初めて宮ヶ瀬を目指した時は、登り坂で何度も息が切れ、道端で肩を落として休んでいました。そんな私に、颯爽と坂を上っていく大勢のライダーの方々が「大丈夫ですか~?」と声を掛けてくださるのです。

その時の、人の優しさに対するありがたい気持ちと、自分の不甲斐なさに対する情けない気持ち…。今でも鮮明に覚えています。ようやく前に進めるようになったかと思えば、今度は下り坂で、あっという間に大勢の方に追い抜かれていく。まだまだ修行が足りないなと、苦笑いするばかりです。

私は、この体験が、私たちの遺品整理という仕事に深く通じるものがあると感じています。ご遺族は、故人様を亡くされた悲しみの中、「退去日が」「周りの目は」「早く片付けないと」と、様々な声に急かされ、まるで息を切らして坂道を登っているようなお気持ちになることがあります。

そんな時に必要なのは、「頑張れ」という声援ではなく、「大丈夫ですよ」という共感と、「あなたのペースでいいんですよ」という寄り添いではないでしょうか。疲れたら、休めばいい。周りを気にせず、ご自身の心のペースで一歩ずつ進むことが何よりも大切です。

私たちは、ご遺族の心の整理のペースに、最後まで伴走するパートナーでありたいと強く願うようになりました。

記憶をたどってみると、初めて遺品整理を手がけた時のことを思い出します。故人様の本棚の専門書、クローゼットの服、引き出しの奥の写真など、様々な「生きた証」を手にするうち、その方の人柄や無念さまでもが伝わってくる感覚に衝撃を受けました。この膨大な想いの詰まった品々を、ご遺族だけで整理するご負担は計り知れないと痛感しました。

私たちの仕事は、単にモノを片付けることではありません。故人様が生きてきた証と、ご遺族の心を敬意をもって繋ぎ、皆様が少しでも穏やかに、そして前向きに次の一歩を踏み出すための「心の整理」を誠心誠意お手伝いすること。それこそが、私たちの使命であり、誇りです。

会社概要

会社名株式会社港南サービス(片づけコーナン)
代表者代表取締役 四日市 宏
所在地〒 243-0804 神奈川県厚木市関口34-15
TEL0800-500-1689 ※営業・勧誘等のお電話はご遠慮ください
取引銀行きらぼし銀行相模台支店
設立年月日平成23年7月7日
業務内容清掃・特殊清掃・遺品整理・エアコンの回収・エアコン取外し作業
保有資格古物商許可 神奈川県公安委員会 第452790006889号
(社)遺品整理士認定協会 協会認定遺品整理士
(社)事件現場特殊センター    特殊清掃士
所属団体中小企業家同友会、新武士道経営塾、かわさきヒルズ交流会

無料相談受付中

片づけコーナン

〒243-0804 


神奈川県厚木市関口34-15

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