厚木市の“捨てるのが苦手で物が溜まる実家”の不用品を安全に処分する方法――明らかに捨ててよいものから始めてスペースを確保
厚木市|“捨てるのが苦手で物が溜まる実家”の不用品を安全に処分――明らかに捨ててよいものからスペースを確保
命令や説得ではなく“順序と仕組み”。客観ゴミ→動線→衛生→思い出の段階化で、家族関係を傷つけずに前進します。
- ✔ 玄関・通路・水回りの初回セッションで安全回復
- ✔ “保留箱”で今は決めない自由を担保
- ✔ 重要書類は室内一元管理
“捨てるのが苦手”な実家の片付けは、気合いや説得の問題ではありません。重要なのは順序と仕組みです。厚木市で最短の突破口は、本人の価値判断を必要としない客観ゴミだけに範囲を絞り、通路・水回り・寝室の安全動線を回復すること。迷う物ははじめから「保留」に逃がし、写真台帳で可視化して合意形成を支えます。家族の関係を傷つけず、現実的に前進するための実務ガイドをまとめました。
原則:責めない・急がない・決めない(保留設計が最優先)
片付けに抵抗がある人ほど、「捨てろ」「片付けよう」と言われると防御反応が強まります。だからこそ最初に決めるのは、捨てる物ではなく運用ルールです。①責めない:評価・比較・説教をしないで、事実と手順だけ共有する。②急がない:1回45分(15分×3本)で疲れる前に終了し、次回につなぐ。③決めない:迷う物は“保留箱”に入れて、期限付きで後日判断に回す。これだけで衝突の8割は消え、客観ゴミの処理スピードが上がります。さらに、室内に“貴重品エリア”を設置して赤ファイル(書類)と鍵箱(鍵類)を固定配置。貴重品を倉庫や仮置きへ持ち出さない“逆流防止”を宣言すれば、誤廃棄や混入のリスクを大きく抑えられます。初日は成果を大きく狙わず「歩ける幅を作る」「腐敗源を断つ」に限定し、小さな達成の積み重ねで自己効力感を回復させるのがコツです。
“明らかに捨ててよいもの”の判定基準と優先リスト
本人の思い出や価値判断をほぼ必要としない“客観的に不要”な物から先に動かします。下表のカテゴリは、感情的摩擦が少なくスペース確保に直結するため、着手の順番として有効です。迷ったら即“保留”に逃がし、処理は止めないことが肝心です。
カテゴリ | 具体例 | 捨て判断 | 注意点 |
---|---|---|---|
生ゴミ・腐敗物 | 食べ残し・カビた食品・液漏れ容器 | 即捨て | 袋二重・密閉で搬出。床は拭取り→乾燥で再発防止 |
期限切れ消耗品 | 賞味期限切れ食品・薬・化粧品・日焼け止め | 即捨て | 中身の混合は避ける。液漏れは拭取り後に処分 |
明らかな空容器 | 空きペットボトル・空き缶・壊れた収納ケース | 即捨て | 内容物の残り・臭い移りに注意しつつ袋詰め |
破損・欠損品 | 割れた食器・欠けた鍋・片方だけの靴下 | 即捨て | 破片は新聞紙で包まず中性紙や布で保護→二重袋 |
重複チラシ・古新聞束 | 勧誘チラシ・大量の広告紙・古雑誌 | 即捨て | 重要書類混入がないか先頭1枚だけ確認 |
壊れた小型家電 | 動かないラジオ・断線充電器・古い延長コード | 即捨て候補 | 電池は抜いて別袋。ケーブルは結束して怪我防止 |
害虫誘発品 | ベタつく容器・湿った紙袋・濡れ段ボール | 即捨て | 袋二重+拭取り。発生源は水回り周辺が多い |
使用不能の衣類 | カビ臭・大きな破れ・強い変色の服 | 即捨て候補 | ポケットを一度触診。貴重品混入の事故を防ぐ |
“高かった”“いつか使う”といった主観ワードが出たら、議論せず保留箱へ。先にスペースを作ると判断の質が上がり、のちの“思い出品”にも落ち着いて向き合えます。
15分×3本=45分のスペース確保セッション(厚木市版)
厚木市の住宅事情でも無理なく回せる、短時間×高回転の型です。1回は45分。終了5分は“片付けの片付け”に使い、袋の口を閉じて仮置きへ移動して次回の着手を軽くします。
- 玄関・通路:幅1メートルを回復。客観ゴミのみを対象にし、段差・手すり・角の危険を先に除去。靴・紙袋・空容器で詰まった箇所を優先します。
- 水回り:腐敗源の断絶。期限切れ・開封放置・ベタつく容器を一掃→除菌拭き→乾燥。排水口やゴミ受けの目詰まりは放置しない方針を宣言します。
- 寝室:足元50cmの安全動線を死守。ベッド脇の山を低くし、夜間の転倒を防止。コードは養生テープで仮固定してつまずきを予防します。
“面”ではなく“幅”で考えるのがコツです。通路1m/寝室50cmという物差しを共有すると、家族間の基準が揃い、議論が減ります。
家族コミュニケーション術:OK/NGフレーズと合意テンプレ
OKフレーズ
・「今日は“歩ける幅”だけ作るね。迷う物は全部“保留”にするから」
・「15分で玄関だけやらせて。終わったら休憩しよう」
・「写真を1枚ずつ撮っておくね。後でゆっくり一緒に見よう」
NGフレーズ
・「全部ゴミ」「なんで捨てないの?」「私が決めるから黙ってて」
家族合意テンプレ(チャットに貼るだけ)
目的:安全動線の回復/対象:客観ゴミのみ(思い出品は触れない)/時間:45分(15分×3本)/記録:写真台帳+持ち出しログ/保留:箱2つまで・期限○月○日・決裁者○○。
安全・衛生:転倒・カビ・害虫を先に断つ
目的は“部屋を空にすること”ではなく、まず安全と衛生です。床の段差やコードは養生テープで仮固定し、滑りやすい紙袋・ビニール束は撤去。湿った紙・ベタつく容器は害虫の温床なので袋二重で即搬出。換気→拭取り→乾燥の順でカビ源を断ち、マスク・手袋・長袖を基本装備にします。重い袋は持たずに引きずらず、容量を小分けにして腰・膝の負担を軽減。搬出動線(玄関・階段・角・手すり)は養生して家屋の傷を予防します。作業後は戸締まり・通電・通水・臭気の簡易点検を“ルーティン化”。この一手間が次回の快適さと安全を高め、継続のハードルを下げます。
「片づけコーナン」が選ばれる理由
厚木市の“捨てられない実家”の片付けは、心理的抵抗を前提に設計する必要があります。私たちは順序(客観ゴミ→動線→衛生→思い出)と仕組みを導入し、命令や説得を最小化。初回は玄関・通路・水回りに限定したセッションで安全動線を回復します。迷う物は即保留箱へ逃がして判断負荷を軽減します。遠方のご家族には“開始・中間・終了”の3報告を共有して透明性を担保します。搬出は建物養生と近隣配慮を前提に安全第一、作業後は臭気・通気・通水・戸締まりをチェック。目的は“捨てる量”ではなく、安全・納得・再現性です。翌週も同じ質で続けられる段取りと記録を提供し、関係を守りながら確実に前へ進めます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 母が「全部必要」と主張して作業が止まります。
Q2. どこから始めても挫折します。続けるコツは?
Q3. 思い出の品で揉めます。どう回避?
Q4. 危険物やニオイが心配です。
Q5. 遠方に住んでおり、頻繁に行けません。
比較表|順序方式/部屋別方式/一気片付け
状況に合わせて方式を選びます。最も再現性が高いのは“順序方式(客観ゴミ→動線→衛生→思い出)”。基準を共有でき、誤廃棄や衝突が起きにくいのが利点です。
方式 | 概要 | 向いているケース | 注意点 |
---|---|---|---|
順序方式(推奨) | 客観ゴミ→動線→衛生→思い出の順で段階化 | 抵抗が強い/家族関係を守りたい/遠方家族がいる | 保留箱と写真台帳の運用が前提。基準を事前共有 |
部屋別方式 | 玄関→キッチン→寝室など“面”で仕上げる | 達成感を重視したい/来客予定がある | 思い出品に早く触れない工夫が必要 |
一気片付け | 短期集中で一括実施 | 期限が迫る/人手が多い | 心理的反発・誤廃棄リスクが高い。合意と記録が必須 |
どの方式でも、“今は決めない”逃がし先=保留箱と、写真台帳による可視化を入れておけば、摩擦は激減します。
厚木市で“捨てるのが苦手な実家”の片付け――まずは客観ゴミで安全動線を回復。
保留箱・写真台帳・赤ファイルの仕組み導入から、45分セッション設計まで“揉めない段取り”で伴走します。非対面も柔軟対応。
運営会社のご紹介
代表からのご挨拶

この度は、数ある会社の中から私たち、港南サービス(片づけコーナン)にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
先日、趣味のロードバイクで久しぶりに宮ヶ瀬湖まで走ってきました。今でこそ休憩無しで辿り着けるようになりましたが、初めて宮ヶ瀬を目指した時は、登り坂で何度も息が切れ、道端で肩を落として休んでいました。そんな私に、颯爽と坂を上っていく大勢のライダーの方々が「大丈夫ですか~?」と声を掛けてくださるのです。
その時の、人の優しさに対するありがたい気持ちと、自分の不甲斐なさに対する情けない気持ち…。今でも鮮明に覚えています。ようやく前に進めるようになったかと思えば、今度は下り坂で、あっという間に大勢の方に追い抜かれていく。まだまだ修行が足りないなと、苦笑いするばかりです。
私は、この体験が、私たちの遺品整理という仕事に深く通じるものがあると感じています。ご遺族は、故人様を亡くされた悲しみの中、「退去日が」「周りの目は」「早く片付けないと」と、様々な声に急かされ、まるで息を切らして坂道を登っているようなお気持ちになることがあります。
そんな時に必要なのは、「頑張れ」という声援ではなく、「大丈夫ですよ」という共感と、「あなたのペースでいいんですよ」という寄り添いではないでしょうか。疲れたら、休めばいい。周りを気にせず、ご自身の心のペースで一歩ずつ進むことが何よりも大切です。
私たちは、ご遺族の心の整理のペースに、最後まで伴走するパートナーでありたいと強く願うようになりました。

記憶をたどってみると、初めて遺品整理を手がけた時のことを思い出します。故人様の本棚の専門書、クローゼットの服、引き出しの奥の写真など、様々な「生きた証」を手にするうち、その方の人柄や無念さまでもが伝わってくる感覚に衝撃を受けました。この膨大な想いの詰まった品々を、ご遺族だけで整理するご負担は計り知れないと痛感しました。
私たちの仕事は、単にモノを片付けることではありません。故人様が生きてきた証と、ご遺族の心を敬意をもって繋ぎ、皆様が少しでも穏やかに、そして前向きに次の一歩を踏み出すための「心の整理」を誠心誠意お手伝いすること。それこそが、私たちの使命であり、誇りです。
会社概要
会社名 | 株式会社港南サービス(片づけコーナン) |
代表者 | 代表取締役 四日市 宏 |
所在地 | 〒 243-0804 神奈川県厚木市関口34-15 |
TEL | 0800-500-1689 ※営業・勧誘等のお電話はご遠慮ください |
取引銀行 | きらぼし銀行相模台支店 |
設立年月日 | 平成23年7月7日 |
業務内容 | 清掃・特殊清掃・遺品整理・エアコンの回収・エアコン取外し作業 |
保有資格 | 古物商許可 神奈川県公安委員会 第452790006889号 (社)遺品整理士認定協会 協会認定遺品整理士 (社)事件現場特殊センター 特殊清掃士 |
所属団体 | 中小企業家同友会、新武士道経営塾、かわさきヒルズ交流会 |
無料相談受付中
片づけコーナン
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神奈川県厚木市関口34-15
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